音声SNS「stand.fm」の資金調達の裏側と隠れた真実とは by ayataro48
個人が何か表現できるtoC向けのプラットフォームがインターネットっぽくて大好きで、世にあるサービスでいうと、テレビ、動画表現を民主化したyoutubeや、新しい表現の場としてInstagram、超ええやん。
そんな嗜好性があって、Airpodsという常時接続の新しい行動様式を生む新デバイスの大ヒット、世界でもまだ圧倒的な勝者の不在、という市場の話。
何度か自分も出て、体験として面白かったラジオ、自分で配信しようと思ってもいい発信する場所がなかった原体験。声の持つ特有の距離感や深さから生まれるコンテンツの面白さ。そういうのが色々とシックリきて、創りはじめました。
ラジオを民主化する、誰でも一人は音声チャンネルを持つ未来を作ろうと思って、声のyoutube的なコンテンツのプラットフォーム、ソーシャルなラジオ的な場を目指していました。ラジオ的と表現しているのは、個人により紐づくインタネット、ライブでコメントでコミュニケーションが取れたり、ソーシャルな要素が自然にプロダクトを別のモノにしています。
リモート収録だとzoomのように時間と決めて、決めた相手を収録をするが、ライブでは、リスナーの誰かをインバイトしたり、誰かが入ってきて、一緒に話す体験が、偶発的でありながら、自然に実現できる、現実世界で起きているような会話のUXが、インターネットで再現されていて、新しい体験のように感じた。特にwithコロナの時代で、オンラインで誰かと偶発的にコミュニケーションが発生することが、かなり減ってるよね、というのはよく仲間内でも話題になっていたけど、そうした中にセレンディピティを持ち込めるかもしれない。分かりやすいので、コラボライブ、と言ってしまうこともあるのだけど、公式ではコラボライブ、と言わないようにしている。
コラボというワードが持つイメージが、自分たちが創りたい体験とは少しハマっていなくって、厳密に言うと、配信も何か違う気がしている。